12月3日(土)
上野の東京文化会館小ホールへ。友人のオペラ歌手岡村喬生の新作モノオペラ「周五郎の哀愁」鑑賞と応援(?)。この会は日本点字図書館維持のチャリティーコンサートだった。彼は毎年趣向をこらしてコンサートをつづけている。今年はNPOみんなのオペラで「蝶々さん」の上演もし、おのれの可能性を試す挑戦を感じる。
山本周五郎の原作から台本を作った一人芝居。歌よりも語りの方が言葉がはっきり伝わる。特に第二部の「遊女お秋」は、惚れた弱みからワルの男に運命を翻弄され、どこまでも身を落とす女の哀れがよく出ていた。
--記事より抜粋--