去る3/1より早稲田大学演劇博物館にて開催されております「岡村喬生展」に行って参りました。
会場の写真を交え、展示会の様子をご紹介致します。
少々重い画像で申し訳ありません。入場してすぐ左手に展示されている舞台のパネル、著書、CDの数々です。
右端下方に見えるのはケルテスの死亡新聞記事。
死亡新聞記事と説明書き。
イスラエルに演奏旅行中、ケルンのスター指揮者が海で溺死
・・と書いてあるのでしょうか。ドイツ語はわからなくて。
CDの数々。
入場して右手、 岡村先生のプロファイル。
冬の旅の楽譜と説明。
音楽史の教科書と説明書き。教科書への書き込みがすごい・・!
入場して左正面に展示されている卒業証書や優勝の賞状、副賞の品々。
ヴィオッティ国際音楽コンクール声楽部門金賞受賞の賞状。
メダルのアップ!
ローマ・サンタ・チェチリア音楽院の卒業試験証書とウィーン・国立音楽アカデミーの修了証。
「試験では満点の10点"DIECI"を獲得」。
トゥルーズ国際声楽コンクール第一位の賞状。
さて、ここからは「みんなのオペラ」
「魔笛」のシナリオ。画像ではわかりにくいですが、赤矢印の下から岡村先生のナレーションが記してあります。
岡村先生の衣装。右は魔笛のナレーション用です。
◆会場では、数年前にNHKで放映された岡村先生の番組「我が心の旅」が上映されておりました。
サンタ・チェチリア時代の恩師・学友を訪ねられたご様子、歌に目覚められた頃のこと、苦労しながら学ばれた留学生活、
歌手としての将来を脅かした事故、その事故から救ってくれた恩人との再会・・と、素顔の岡村先生が紹介されています。
数々の展示物から、岡村先生の歌への並々ならぬ情熱と歌手になるべき天命が感じられました。
久し振りに心の熱くなる心地良い空間に行くことが出来た幸運を感じながら帰路つきました。
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